戦争の話

その他

こんにちはなおです。
毎日訪問介護で色々なところに出没していますϵ( ‘Θ’ )϶

さて、今日は久しぶりにご利用者から戦争中の話をじっくりと聞く機会がありました。
昔話に花を咲かせて、和やかな会話でした。私は戦時中の話がとても好きですし、
本当に貴重だと思っています。
戦争を直に知っている最後の世代…。
2022年は戦後77年でした。

その時代を子供の多感な時に一生懸命生きた、今の80代以上の方々には、
タイミングをみて戦争中の話を聞くことにしています。

辛い体験をした人も多いですが、私は心の中で、
「戦争中の辛い話は自分からは話せない人が多い。だけど誰かに聞いてほしいと思っているのではないか。」と思っています。

あるひとは、兄弟を亡くし、国から恩給を毎月もらっていました。そのことの罪悪感に苛まれていました。それで「ご兄弟は、国や家族を守るために戦ったんですよ。そのおかげで今の平和を私たちは生きています。ありがとうございます。」とお話しすると、ほっとした表情をされていました。
「あなたに話てよかったよ」
そう言ってくれているかのようでした。

今日のお話では、秋田市内にお住みの方で、家族で仙北の方に疎開したとのこと。
学校では毎日防空訓練、畑作業をしていたそうです。
でも切迫感はなく、みんなと楽しく生活したとのことでした。

私はついついノートを取ってしまいました。

今も戦争の足音は聞こえています。
私たちは学校の勉強でほとんど大事なことを学んできませんでした。
戦後GHQの体制で国作りがなされていったのがその要因かと思います。
日本を愛するということはダメなことなんだと教えられてきた気がします。
それが戦争に負けるということ、と言ったらそれまでですが、大人になって
学び直すときに、本当に貴重な本や体験談と出会うことがあります。

戦争中の人々は決して野蛮ではなかった。
自分の良心に従って、自分を犠牲にして行動した人がたくさんいます。
国を愛するということが、自分を愛し周りを愛することにつながるのではないかと思います。

そういうことを大切にしていきたいなあと思います。